駄目だ、と思ったらそれが大事なものである程壊してしまわなければならないと思う。
自分が傷付こうが、私が相手を傷付けて私を諦めて(このひとは手の打ちようがない、と)もらう為に、そうしてきた。
何年か前の記憶。
私も悪い所は確かにあったけれど、それについてお互い泣きながら話し合った後、
相手が年上の癖に陰湿で子供っぽい嫌がらせをしてきた。
(23歳が集団になって17歳一人にやらかすには、余りに子供な行為だった)
それが消えなくて、もう辛かったら壊そうと、頭が逃亡を計っていた。
つい何ヶ月か前の話。でももう、4ヶ月は経つのか。
好きなひと、死ぬ程好きなひとを傷付ける言葉を吐いた。
メールを打ちながら泣いたのはまだ記憶に新しい。
今ならまだもっと手前で別のやり方があったと思う。
思うけど今更。全部今更だ。
彼女は大人だった。彼女は、昔私を傷付けたひとではない。
だから、私は後悔している。自分の判断ミスと、逃げ出そうとした事に。
傷付けて疲弊させて、この話はもうやめよう、と終わりを告げられた。
だから私はちゃんと失恋出来なくて
だから私はどう立ち直れば良いのか分からなくて
今でも少し引っかかっている。いないと言ったら大嘘になる。
まだ好きだけどもう夢は見ていない。
だけど想えるだけで、幸せなんだ。
彼女はわたしの理想だった。ああなりたい、と云う全てを持っていた。
そして弱さもあった。惹かれた。惹かれずにいられなかった。
憧れと恋と危うい所で、周囲の温かな雑音に浮かれて、わたしは踏み外した。
そして。
(略)
久し振りにサエとちゃんと会う日まであと2日。
胸が潰れそうなので、気持ちを文字で整理整頓。
まだ好きですよ。でも、もう諦める、望まない、をモットーに大人しく想います。
その内恋の炎だって死に絶えるさ。
だから頑張れ、自分(笑)